今回は、駅前通りにある高の井酒造の山崎社長にお話を伺いました。
新型コロナウィルスの影響による売上の減少や小千谷市に多く来る錦鯉のバイヤーが日本酒についての好奇心が強いことがきっかけで、去年の3月25日から蔵見学や直売所を始めたそうです。
山崎社長は「観光客だけでなく地元の人達にも酒作りの現場を見てもらうことによって来店するハードルを下げてファン作りに役立てたい。そして各店の販売所だけでなく直売所でも販売していることを知ってほしい。」と言っていました。
直売所ではゆきみず庵という直売所限定の商品があり、木札3枚集めるとお酒と交換できます。他にも伊乎乃と呼ばれる1987年に日本で初めて「雪中貯蔵」に挑戦して作られた酒や田友という冬井地区で作った酒米を使用しており田植えや仕込みも体験できる日本酒もあります。また、農家の方は作った米が田友として使われているのが分かるので、モチベーションアップに繋がっているという。
そのような形で冬井地区の米作りに関与していくことで地元の農業に貢献していきたいとのことでした。